「うちの親みたいにはならない!」そう思っていたのに…

こんにちは。

心に余白をつくるカウンセラーの上村えりなです。

毎日頑張っているママの皆さん、お疲れ様です^^

あなたは、こんな経験ありませんか?

「私は絶対、親みたいにはならない」
そう思ってきたのに、ふとした瞬間、
自分の口からあの頃の親と同じ言葉が出てしまう。


「なんでちゃんとできないの?」
「早くしてって言ってるでしょ!」
言ったあと、胸の奥がざわついて
自己嫌悪でいっぱいになる…。

これは、HSPやアダルトチルドレンの
気質を持つ方にとって、とてもよくあることです。
子どもの頃、親の言動に傷ついて、
「こんな思いは自分の子どもにはさせたくない」と心に誓っていた。

でもいざ自分が親になると、
思い通りにいかない毎日に心が追い込まれ、
気づけば“親の影”が自分の中に現れるのです。

そんな自分を見て、
がっかりしたり、怖くなったり、
涙がこぼれることもあるかもしれません。

でも、そこでひとつだけ覚えていてほしいことがあります。
「親と同じ言葉を言ってしまったからといって、
あなたが“あの頃の親”になるわけではない
ということです。

私たちは、自分の過去の痛みを知っているからこそ、
「どうありたいか」を意識しながら子育てをしています。
その時点でもう、あなたは“違う選択”をしようとしているのです。

大切なのは、「親みたいになりたくない」
という拒絶の気持ちの奥にある、
“ほんとうはどうしたかったのか”という思いに気づくこと。

「ちゃんと聞いてほしかった」
「感情を否定せずに受けとめてほしかった」
そんな願いが、今のあなたの子育てに
そっと滲んでいるはずです。

でも、昔の親との関係が未消化のままだと、
「親のようにはなりたくない」という気持ちが
膨らんでいき、逆に心が緊張して、
同じような言動が出やすくなってしまうこともあるんです。

それは、心の中に“詰まり”がある状態。
無意識の反応に引っ張られてしまうのは、
決してあなたが悪いわけではありません。

だからこそ、必要なのは【見て見ぬふりをする】のではなく、
【過去の感情をそっと見つめて、癒していく】こと。
それが、“心に余白をつくる”ということにつながっていきます。

親のようにならないように…と
肩に力を入れて頑張るよりも、
「私は今、どんな気持ちなんだろう?」と、
自分の本音に耳を傾けてあげてください。


もし子どもにきつく言ってしまったときは、
落ち着いてからで大丈夫なので
「さっきは怒りすぎちゃってごめんね」
と、伝えればいいんです。


その姿勢こそが、“親との違い”を
子どもにもしっかり伝えていくことになります。

完璧じゃなくても大丈夫です。
あなたはすでに、違う未来をつくっている途中です。
どうか今日も、自分の心にやさしくしてあげてくださいね。

カウンセリングでは、心の詰まりを取り、
心に余白をつくるお手伝いをしています。

どうぞお気軽に、
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