こんにちは^^
心に余白をつくるカウンセラーの
上村えりなです。

気づけばいつも焦っている…。
「もっとやらなきゃ」「まだ足りない」と、
心が休まる時間がほとんどない。
そんな状態に心当たりはありませんか?
HSPやアダルトチルドレン、
そしてインポスター症候群の方は特に、
「周りに迷惑をかけてはいけない」
「ちゃんとやらなきゃ認めてもらえない」
といった思い込みを抱えやすく、
それが絶え間ない“焦り”につながることがあります。
インポスター症候群とは?
インポスター症候群とは、
「自分の成果を実力ではなく偶然の結果だ」
と感じてしまう心理傾向のことです。
- 人から褒められても「本当は大したことないのに…」と思ってしまう
- 「次に失敗したら、やっぱり実力がないとバレてしまう」と常に不安
- 成功しても喜びよりも「もっとやらなきゃ」という焦りが強くなる
このように、
自分の努力や成果を素直に認められず、
不安を抱え続けてしまうのです。
真面目で責任感が強い人ほど、
この傾向が表れやすいとも言われています。
焦りは「怠けている証拠」ではありません
焦りを感じると「私はダメだから焦っているんだ」
と思ってしまう方も多いでしょう。
でも実は、焦りは「ダメさの証拠」ではありません。
焦りは、あなたの心や身体が伝えてくれている大切なサインです。
- 「今、安心が足りていないよ」
- 「ちょっと休んで」
- 「本当は、もっとゆっくりしたい」
焦りの奥には、あなた自身の本当の気持ちが隠れていることが多いのです。
焦りが強まる背景
焦りは単なる性格ではなく、
過去の体験や環境の影響を受けていることもあります。
- 幼い頃から「ちゃんとしなさい」と言われ続けた
- 失敗を許されず、いつも緊張していた
- 周りの顔色を見て行動するのが当たり前だった
こうした体験が積み重なると、
無意識に「常に完璧でいなければ」
と思い込むようになります。
その結果、ちょっとしたことでも
焦りが湧きやすくなるのです。
焦りと付き合う小さな工夫
焦りを完全になくすことは難しいかもしれません。
でも、「焦りはサインだ」と気づくだけで、
心の捉え方が少しずつ変わっていきます。
すぐにできる工夫をいくつかご紹介します。
🌿 深呼吸をする
焦りを感じたら、ゆっくり息を吐いてみましょう。
たった10秒でも、身体が安心を取り戻します。
🌿「できたこと」を数える
今日できなかったことではなく、
「できたこと」を一つ思い出してみましょう。
小さな行動でも、自分を肯定する練習になります。
🌿「今の自分にOKを出す」言葉を持つ
たとえば「焦っちゃうよね」「焦ってもいいんだよ」と声をかけてみる。
言葉の積み重ねが、心の感覚を少しずつ変えていきます。
まとめ
焦りを感じると「またダメだ」と
自分を責めたくなるかもしれません。
でも、その焦りはあなたを苦しめるためではなく、
「ちょっと立ち止まって」「安心を取り戻して」と
伝えてくれているサインなのです。
もしあなたが「頑張っているのに不安」
「成果を認められない」と感じるなら、
インポスター症候群かもしれません。
焦りを敵にせず、心からのメッセージとして受け止めること。
それだけで、少しずつ心に余白が生まれていきます。

この記事を読んでみて、あなたの焦りは
どんなことを伝えてくれているサインだと思いましたか?
ぜひゆっくりと、ご自身の内側に向き合ってみてください。
一人ではなかなか難しい…という場合は
私と一緒に取り組んでいくこともできますよ^^
お気軽に、お試しカウンセリングをご活用くださいね。



