「義母の何気ない一言」に傷ついてしまう ―HSPママの心を守る3つのヒント―

こんにちは。

心に余白をつくるカウンセラーの
上村えりな です。

自分の心にとても引っ掛かっていることなのに
「え、そんなこと気にしてるの?」
周りから言われて、自分が“おかしい”ように
感じてしまった
こと、ありませんか?

たとえば、
ただでさえ気を遣う存在の義母から、
「もう少ししっかりしないとね」
「あなたのやり方、うちとは違うのね」
なんて言われたら、胸がザワザワして
帰ってからも何日も引きずってしまう…。

これは、HSPやアダルトチルドレンの
背景を持つママにとって、
決して珍しいことではありません


感受性が強く、過去に親との関係で
「否定された経験」が多かった人ほど、
「ちょっとした言葉」でも心の奥に刺さってしまう
のです。

でも、それはあなたが弱いからではありません。
“心が繊細で、優しい証拠”でもあるんです。

そんなあなたがこれ以上自分を責めずに過ごせるように、
今日は『心を守るための3つのヒント』をご紹介します。

1. 傷ついた「自分の気持ち」にOKを出す

まず大事なのは、「気にしてしまった自分」を否定しないこと。
「私はこういう言葉に反応しやすいんだな」
「あの一言、確かに辛かった」と、
自分の気持ちにそっと寄り添ってあげましょう。


誰にどう言われたとしても、
“あなたの感じたこと”は、
確かにそこにある大切な感情です。

2. 「これは誰の問題?」と立ち止まってみる

義母の言葉にザワついたとき、
ちょっと立ち止まって考えてみてください。
その一言は「義母の価値観」から出たものであって、
「あなたの価値」や「正しさ」を否定するものではないはずです。

「これは私の問題じゃない。相手の課題なんだ」と切り分けるだけで、
ぐっと心が軽くなることもあります。

3. “心の境界線”を意識する

HSP×アダルトチルドレンのママは、
人に合わせすぎたり、
相手の気持ちを先読みして
自分を後回しにしがちです。

でも本当は、
「どこまでが自分で、どこからが相手か」
を意識することが、自分の心を守る第一歩。

たとえば、
・義母に言われたことを「すぐに答えないで一度持ち帰る」
・心が疲れている日は「行事を断る・短時間で帰る」
そんな“小さな境界線”から始めてみてもいいんです。

私たちは「相手を傷つけたくない」
「関係を壊したくない」と思うあまり、
自分の心を置き去りにしがちです。


でも、あなたの感じた
「イヤだな」「つらいな」という気持ちは、
心が教えてくれている大切なサイン
です。

義母と“うまくやること”よりも大切なのは、
「あなた自身と、うまくつきあうこと」なのかもしれません。

今日もよくがんばっているあなたへ。


どうか、自分にやさしく、
心に余白をつくる時間を持ってあげてくださいね。